日本への皮肉!ドイツ首相に「ソウル平和賞」授与へ=日本のネットユーザーの反応は?―中国紙

Record China    2014年9月18日(木) 10時40分

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18日、環球時報によると、国際平和に貢献した個人や団体に贈られる「ソウル平和賞」がドイツのメルケル首相に贈られることになった。「負の歴史を反省し、謝罪してきたこと」が受賞の要因となったという。写真はメルケル首相。

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2014年9月18日、環球時報によると、国際平和に貢献した個人や団体に贈られる「ソウル平和賞」がドイツのメルケル首相に贈られることになった。「負の歴史を反省し、謝罪してきたこと」が受賞の要因となったという。

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複数の韓国メディアによると、同賞の李哲承(イ・チョルスン)審査委員長は17日に開かれた記者会見で、「歴史の謝罪を通して人間の尊厳や人権を国際社会に認識させ、国際平和の重要性を発信した」とメルケル首相の受賞理由を説明。委員会は「メルケル首相は戦後に生まれた首相ながら、ナチスによるホロコーストなどについてイスラエルと国際社会に繰り返し謝罪し、加害国と被害国の対立の解消に取り組んだ」と評価したという。

メルケル首相の受賞について、韓国の専門家は「日本に対して、歴史を正視する態度とはどのようなものかを知らしめる意図がある」と指摘。中央日報は委員会が「人権や人間の尊厳を強調し続け、過去の蛮行を否定している国と人権を侵害している独裁国に警鐘を鳴らした」としたことに触れ、「慰安婦などの歴史問題で対応が遅れている日本を意識し、謝罪を促しているのは明らか」と伝えた。またAFP通信も「日本を暗に皮肉ったもの」と伝えている。

これについて日本のネットユーザーからは、「メルケル首相の謝罪は反日の道具として韓国に利用されている」「韓国と協力すればひどい痛手を負う」「メルケル首相がこの賞を受け取れば、ドイツはさらなる賠償を迫られる」などの声があがった。上海国際問題研究院の専門家は「韓国の日本に対する間接的な攻撃。これは日韓の国民感情の矛盾を体現している。韓国人は日本に対して表現できない屈辱と恨みを抱いている」と指摘している。(翻訳・編集/北田

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