2014年9月2日、仏国際ラジオ放送・RFI中国語電子版は、「中国のおばさんたちが波乱起こす、各地の成人向けグッズ展示会で抗日活動」と題した記事を掲載した。

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遼寧省大連市で8月に行われた成人向けグッズ展示会「大連国際成人展」で、ゲスト出演した成人向け作品で人気の日本人女優が数十人の市民から腐った卵を投げつけられる騒ぎがあった。投げつけた市民は中年女性のグループで、口々に「祖国を愛せよ！」「展示会の背後にいる汚職役人をたたき出せ！」「日本の女鬼子を中国から追い出せ！」と叫んでいた。

この成人向けグッズ展示会は西安、天津、ハルピンなどの各地の会場でも市民が騒ぎを起こしていたことから、大連の会場でも多くの警官が特別警戒に当たっていたが、中年女性たちのカバンの中にあった卵には注意を向けなかったようだ。

こうした活動が組織的に行われた場合、社会秩序を乱したとして罰せられる。専門家は「彼女たちは抗日愛国を訴えているが、その行為と目的には何の関連性もない。もし成人向け展示会が猥褻活動に属するならば、現地政府の許可が下りるはずもなく、警察官が警戒に当たるはずがない」と指摘する。

中年女性たちの過激な行為は、反日デモで日本車を破壊するのと変わらない。成人向け作品に出ている日本人女優たちはちゃんと自立しているだけでなく、一部の人々の個人的欲求にこたえている。中国の汚職高官や悪徳企業よりもずっと立派ではないか。（翻訳・編集/本郷）