韓国情報機関職員、中国人を陥れようと公文書を偽造=「中国公安と偽り自宅からファクス」―韓国メディア

Record China    2014年7月30日(水) 13時3分

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30日、韓国の検察機関は、韓国国家情報院(国情院)の職員が、華僑スパイ容疑事件の公判の証拠として中国の公文書を捏造(ねつぞう)したことについて、「国情院職員は中国公安部の職員と身分を偽り、自宅のファクスから偽造文書を送った」と明らかにした。資料写真。

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2014年7月30日、韓国の検察機関は、韓国国家情報院(国情院)の職員が、華僑スパイ容疑事件の公判の証拠として中国の公文書を捏造(ねつぞう)したことについて、「国情院職員は中国公安部の職員と身分を偽り、自宅のファクスから偽造文書を遼寧省瀋陽市にある韓国の総領事館に送った」と明らかにした。韓国・聯合ニュースを引用し環球時報が伝えた。

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2013年2月、ソウル中央地方検察庁は韓国に住む華僑を起訴。被告人の華僑は北朝鮮に生まれ、中国パスポートを所有していたため、韓国と北朝鮮の行き来が自由だった。韓国側は同華僑が韓国・北朝鮮間で諜報活動を行っているとし起訴したが、一審では無罪判決。これに不服の韓国の検察は同国の国情院が提供した華僑の諜報活動の証拠となる資料を提出。資料は中国の公安部によるものと国情院は主張したが、中国側の調査により偽造されたものと判明した。韓国の検察側は公文書を偽造した国情院の職員を起訴している。(翻訳・編集/内山

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