お見合いに積極的な日本の高齢者、紹介所の会員数は右肩上がり―中国紙

Record China    2014年7月18日(金) 7時22分

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16日、日本では寿命が延び、深刻な高齢化が進んでおり、一人暮らしの高齢者が増加している。日本の国勢調査の結果によると、2010年の時点で、65歳以上の高齢者のうち、15.6%が一人暮らしをしていた。

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2014年7月16日、日本では寿命が延び、深刻な高齢化が進んでおり、一人暮らしの高齢者が増加している。日本の国勢調査の結果によると、2010年の時点で、65歳以上の高齢者のうち、15.6%が一人暮らしをしていた。このような状況を背景に、生活面や孤独死に対する不安から、新しいパートナーを求める高齢者も増加している。生命時報が伝える。

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記者は最近、ある日本の高齢の男性に接し、「再婚相手として、中国人女性を紹介してほしい」と頼まれた。「あと20年以上生きたい。それに、熟年恋愛もしたい」と同男性は語る。

日本メディアによると、ある結婚相談所は最近、50歳以上を対象とした新コースを導入した。2010年度の50歳以上の会員数が10年前と比べて2.4倍となったからだ。現在、50歳以上の会員は、男性4680人、女性1440人となっている。

同コースでは、カラオケや伝統的工芸品製作と組み合わせたパーティー、健康に配慮した薬膳メニューでのパーティーなどを開催し、ライフスタイルや趣味が合致する人との出会いをサポートしている。パーティーでは、オシャレをした参加者がまず自己紹介をし、お気に入りの相手を探す。そして、自由時間にその相手と直接交流することができる。中には、成功率を高めようと、健康記録を持参する参加者もいるという。

昔なら、社会の目や子供からの圧力から、再婚したくても及び腰になる高齢者が多かった。しかし、現在はメディアが積極的に報道し、若者も寛容な態度を示すようになっているほか、高齢者を対象にした結婚相談所などが次々に登場し、高齢者が再婚相手を探しやすい環境が整いつつある。紹介所などの入会金は決して安くないが、会員数は増加の一途をたどっている。例えば、35歳から中高年、シニアを対象とした専門の結婚情報サービス会社は、会員数が激増しているのを背景に、昨年は大阪支店もオープンさせた。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)

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