「中韓合作映画」が中国でクオータ撤廃、「技術」「巨大市場」で両者に利益―中国

Record China    2014年7月4日(金) 18時22分

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3日、中国の国家新聞出版広電総局と韓国文化体育観光部が「中韓映画合作協定」に調印。両国の合作映画は中国において「国産映画」と見なされることになった。写真は映画「ソフィーの復讐」。

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2014年7月3日、中国の国家新聞出版広電総局(国家版権局)と韓国文化体育観光部が「中韓映画合作協定」に調印。両国の合作映画は中国において「国産映画」と見なされることになった。新浪が伝えた。

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習近平(シー・ジンピン)国家主席の韓国訪問にともない3日、国家新聞出版広電総局と韓国文化体育観光部がソウルの青瓦台(大統領府)で映画の共同制作について協議を行った。終了後、韓国映画振興委員会では両国が「中韓映画合作協定」に調印したと発表。今後の中韓合作映画について、中国市場では「国産映画」と見なし、クォータ(割当枠)の制限が適用されないことになった。

これにより中国はVFX効果など韓国の優秀な映画技術をより多く取り入れることができ、さらに韓国側は大きな市場を得ることに。新浪網では「どちらにも大きな利益を生む」と報じている。

韓国と中華圏の合作映画は1950年代にスタート。香港のショウ・ブラザーズ映画「異国情鴛」や「天地有情」などがある。2000年代に入ると、韓国の特殊効果を取り入れる映画が多くなり、フォン・シャオガン(馮小剛)監督の「戦場のレクイエム」がその代表格。近年は韓国資本の流入が顕著で、女優チャン・ツィイー(章子怡)主演の「ソフィーの復讐」では、投資額の25%が韓国からによるものだった。(翻訳・編集/Mathilda

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