西安に韓国光復軍記念碑を設置=中韓が独立運動の歴史で連携を強める―韓国メディア

Record China    2014年5月29日(木) 7時52分

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29日、日本統治時代に中国で結成された大韓民国臨時政府の「光復軍」記念碑の除幕式が西安市で行われる。写真は記念碑が設置される西安の公園。

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2014年5月29日、日本統治時代に中国で結成された大韓民国臨時政府の「光復軍」記念碑の除幕式が西安市で行われる。27日付けで韓国・聯合ニュースが伝えた。

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除幕式には陝西省の王麗霞(ワン・リーシア)副省長と、韓国国家報勲処の朴勝椿(パク・スンチュン)処長らが出席する。除幕式前日の28日、朴氏は陝西省の婁勤倹(ロウ・チンジエン)省長と会見し、記念碑設立について謝意を伝える。

記念碑は高さ1.8メートル、幅1.1メートルで、韓国語と中国語で記念の言葉が刻まれている。韓国国家報勲処は、今後中韓両国は独立運動の歴史に関する協力を進め、戦略的パートナーシップを確固たるものにしていくとしている。

当時、光復軍第2支隊は西安市長安区・杜曲村に駐屯しており、中国はここに面積約2000平方メートルの韓国光復軍駐屯旧跡公園を作った。記念碑は朴槿恵(パク・クネ)大統領が昨年6月29日、陝西省で趙正永(ジャオ・ジョンヨン)書記と会談した際に記念碑の設置を要請していたものだ。

記念碑の設置について、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は「抗日戦争中、朝鮮半島から多くの志士が中国と肩を並べ、日本帝国主義の侵略に抵抗していた。中国は記念施設設立に関する規定に従い、光復軍駐屯の地での記念碑設置を決定した。あらゆる国家、民族、人は、歴史を心に刻むことで初めてより良い未来に向かうことができる」と述べた。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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