台湾師範大学の新しい校歌、「祖国に帰る」が削除―台湾メディア

Record China    2021年11月26日(金) 21時20分

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24日、台湾・聯合新聞網は、国立台湾師範大学の校歌の歌詞が変更され、「祖国に帰る」という部分が削除されたと報じた。写真は台湾師範大学。

2021年11月24日、台湾・聯合新聞網は、国立台湾師範大学の校歌の歌詞が変更され、「祖国に帰る」という部分が削除されたと報じた。

記事は、「再び祖国に帰り打ち解け合う」(重帰祖国楽融融)という歌詞の是非について議論が繰り広げられてきた同大学の校歌について、同大学の校務会が24日に歌詞の変更案を採択し、新しい歌詞を発表したと伝えた。

同大学によれば、校歌は中華人民共和国建国前、台湾師範学院だった1948年に当時の校長が作詞し、音楽専修科の主任が作曲したという。記事は、時代の流れとともに総合大学へと変化し、作詞された当時とは状況が大きく変わっていることから「各年代の校友による校歌に対する思いを考えつつ、行政手続きを踏んで歌詞の変更作業を進めた」と紹介している。

そして、2019年5月に「校歌問題グループ」を設立し、行政機関、校友、教師、学生代表による話し合いを繰り返した後、4つの歌詞候補の中から1つを選んだと説明。約2年の時間をかけて選ばれた新しい歌詞は「人本位の精神から出発し、100年の歴史、建築の特色、良好な教育の伝統、日々新たなる時空の転換といった要素を総合し、青年朋友と学校がそれぞれ発展するという共通の願いを描写した」と伝えた。(翻訳・編集/川尻

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