中国で1回のライブ配信で3億円相当の化粧品を売り上げ「口紅王子」とも称されて絶大な人気を誇る李佳キ（リー・ジアチー）氏（29）に学歴詐称疑惑が持ち上がっているようだ。

中国メディアの九派新聞によると、中国のネット上でこのほど、上海市浦東新区の人民代表大会代表の候補者について公示する写真が拡散し物議を醸している。李氏は最終学歴について、江西省にある南昌大学の「校友」と称しているが、公示された写真には「高卒」と記されていたためだ。

記事によると、南昌大学の関係者は取材に対し、李氏が以前、同大に在籍していたことは確かだが、卒業したかどうかについては分からないと回答した。

李氏が所属する上海の会社は、「李氏は仕事の都合で予定より早く同大を離れた」とし、対外的な資料では最終学歴は高卒と記しているとコメントしている。（翻訳・編集/柳川）