アンディ・ラウ主演「ホワイト・ストーム」の盗作騒ぎ、映画大手が相次いで疑惑を否定

anomado    2021年8月13日(金) 21時30分

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このほど盗作の疑いが報じられたアンディ・ラウ主演の映画「ホワイト・ストーム」(掃毒2:天地対決)について12日、制作に関わった映画会社が疑惑を否定する声明文を発表した。

このほど盗作の疑いが報じられたアンディ・ラウ(劉徳華)主演の映画「ホワイト・ストーム」(掃毒2:天地対決)について12日、制作に関わった映画会社が疑惑を否定する声明文を発表した。

2019年公開の映画「ホワイト・ストーム」はアンディ・ラウがプロデュース・主演し、ルイス・クー(古天楽)らが出演。中国で興行収入13億元(約221億円)を記録するヒット作となった。この映画について、中国の映画会社・成都環球博納文化伝媒有限公司の代表で、映画監督の苟鈺生(ゴウ・ユーション)氏が、06年に公開された同氏の監督・主演映画「完美情人」(春天別恋)と酷似した点があるとして、北京知識産権法院(知的財産裁判所)に訴え。10日、民事訴状を受理されたことが明らかになった。

アンディ・ラウおよび制作に関わった6社を対象に、損賠賠償金を求めたこの訴訟だが、そのうちの1社で映画会社大手・寰宇国際(ユニバース・インターナショナル)が12日、声明文を発表。「ホワイト・ストーム」の脚本については、同作でメガホンを執った映画監督ハーマン・ヤウ(邱礼涛)氏ら3名の脚本家から授権されており、第三者のいかなる著作権も侵害していないと記し、疑惑を否定している。

訴訟を起こした成都環球博納文化伝媒有限公司の社名に「博納」の2文字があることで、大手映画会社・博納影業(ボナ・フィルム)との関連を疑う声も上がっていたが、同じく12日に博納影業も声明文を発表。商標や商号を該当の会社に授権したことはなく、「ホワイト・ストーム」の制作には一切関わっていないと記している。(Mathilda

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