女性歌手のチャン・ビーチェン（張碧晨）との間に子がいることを認めた人気ミュージシャンのホア・チェンユー（華晨宇）だが、2人のフォロワー数が目立った減少を見せないのには3つのポイントがあると報じられている。

30歳のホア・チェンユーと31歳のチャン・ビーチェンが22日、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）を通じ、2人の間に女児がいることを明らかにした。現在は籍を入れない状態ながら、共同で子育てをしているといい、過去に交際が報じられた2人の衝撃の告白があっと世間を驚かせた。

チャン・ビーチェンは、「永遠の桃花～三生三世～」など数々の人気ドラマや映画の主題歌でも知られ、その繊細な歌声にファンも多い。一方のホア・チェンユーは20代のソロ歌手で初めて、約10万人収容の北京国家体育場（鳥の巣）で2日間ライブを開催する快挙を達成。その人気は中華圏全体に広がり、昨年は台湾のCDセールスランキング（中国語アルバム部門）でも年間第1位となった。

アイドル的な人気を持ち、ウェイボーのフォロワーは約3900万人を数えるホア・チェンユーだが、衝撃の告白から一夜明けた23日、フォロワー数はそれほど減少していない。これについて、ニュースサイトの新浪では3つのポイントを挙げている。

1つめは、ホア・チェンユーが子どもの存在を素直に認め、率直な態度を見せたこと。さらに子どもについて触れた文章では、本当に世話をしていないと分からないようなエピソードも書かれてあり、よきパパぶりを思わせるものだった。2つめは、2人がウェイボーの中で出産・育児に至ったいきさつを素直な心情で語っていること。テレビドラマを連想させるような内容が人々を引き付けた。

3つめはチャン・ビーチェンが、出産を決めるまでの葛藤や、ホア・チェンユーへの気遣いを丁寧な文章にして公開したこと。彼女自身も悩み、軽々しい気持ちではなかったことが、ホア・チェンユーのファンにもよく伝わったとしている。

やり方を少しでも誤った場合、深刻なイメージダウンや歌手生命の危機につながる事態にもかかわらず、世間からは温かいエールが集まることとなった今回の告白について新浪では、誠実に対応したホア・チェンユーとチャン・ビーチェン、あらゆるリスクを想定しつつ最善の方法を考えたと思われる2人のスタッフの勝利だと伝えている。（Mathilda）