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持ち帰った月の土壌、「耕作には使えない」と分かって中国14億人が「がっかり」

配信日時:2020年12月20日(日) 12時0分
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嫦娥5号が持ち帰った「月の土」では耕作ができないと知って、多くの中国人ががっかりした。「月がダメなら火星だ」との声も出ているという。

中国が打ち上げた月探査船「嫦娥5号」は12月17日に地球に帰還した。中国は計画通りに月の土壌サンプルを手に入れることができた。ところが、「月の土壌は耕作には使えない」と伝えられると、多くのネット民は落胆の声を上げたという。フランスメディアのRFIや中国メディアの大衆網が関連情報を伝えた。

RFIは18日付記事で、嫦娥5号に対する中国のネット民の反応を紹介した。ネット民は自国の宇宙探査が成功したことに誇りを示したが、「月の土壌で野菜を植えられるのだろうか」と、奇妙なことに関心を持つ人も多かったという。

RFIによると、中国中央電視台(中国中央テレビ)は同問題について「月の土壌はいかなる有機栄養分も含まない。かつ、非常に乾燥しているので野菜を栽培することはできない」と説明。その上で、「長期にわたり月の土壌には太陽風がヘリウム3を注入しており、将来には核融合発電を行うためのクリーンなエネルギー源になるかもしれない。研究価値は非常に高い」と紹介した。

それでもネット民の「嘆きの声」は収まらず、「野菜が植えられなければ、私は月に行って住んだりしない」「月がダメなら火星にしよう。火星に行って土を持ち帰って研究だ」といった書き込みが寄せられたという。

中国メディアの大衆網も18日付で同話題を取り上げて、多くのネット民が「14億人のがっかり」などと書き込んだと紹介した。記事はさらに、「がっかりする必要はない」と主張して、塩分が多かったり砂漠地帯であるために「かつては農業ができなかった多くの土地で、わが国の偉大な科学者や勤勉で知恵ある中国人民の努力により『花を咲かせ実を結ばせる』奇跡を実現した」として、さまざまな実例を紹介した。(翻訳・編集/如月隼人

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