安重根記念館でタッグを組む中国と韓国、日本はただ焦るだけ―中国メディア

Record China    2014年2月4日(火) 10時34分

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2日、今年1月19日に中国のハルビン市にオープンした安重根記念館。中国と韓国は共に彼を抗日烈士として扱い、犯罪者とする日本に真っ向から反対している。

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2014年2月2日、中国メディア・未来網は、「日本の苛立ち、中国と韓国が抗日共同戦線」と題した記事を掲載した。以下はその概要。

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1月19日、中国・黒竜江省ハルビン市に、朝鮮半島の歴史上、有名な抗日義士である安重根(アン・ジュングン)の記念館がオープンした。菅義偉官房長官は翌20日、「安重根は初代首相の伊藤博文を殺害し、死刑判決を受けたテロリストだ」と主張。「一方的な評価に基づき主張している韓国と中国が連携して国際的に展開するような動きは、地域の平和と協力の関係の構築に資するものではない」と批判した。

ハルビン駅の貴賓室を安重根記念館に提供した中国の「特別待遇」の背景には、昨年末の安倍首相の靖国神社参拝がある。中韓両国は抗日共同戦線を強化した。一方で、今年は日清戦争120周年であり、伊藤博文は下関条約の日本側代表だったことから、安重根記念館の建設は日本への圧力となる。

北京の韓国外交消息筋によると、朴槿恵(パク・クネ)大統領の昨年6月の訪中から、中韓両国は記念碑の文面や展示資料の内容などについて、水面下で調整を続けていた。同時に安重根の出生地である北朝鮮にも配慮した内容になっているという。(翻訳・編集/本郷)

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