CNNニュースによりますと、日本の河野太郎防衛相は14日の記者会見で、在日米軍基地内で新型コロナウイルスの感染が拡大していると明らかにしました。

　7月に入ってから現在まで、在日の6つの米軍基地内で、合わせて100人の軍人およびその家族の感染が確認されています。そのうち、沖縄普天間航空基地では71人の感染が確認され、感染拡大が最も深刻な基地となっています。

　また、米軍関係者3人が週末にアメリカから東京に到着した際、PCR検査を受けた後、そのまま民間機で山口県米軍岩国基地まで移動しましたが、検査の結果、陽性反応が出たとのことです。3人は公共交通機関の使用を禁止する指導を受けていたということです。

　河野太郎防衛相は「極めてゆゆしき事態だ。米側には厳格な処分と再発防止の徹底を申し入れた」と強調したということです。（提供/CRI）