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24日、英BBC中国語サイトによれば、中国でB型肝炎ワクチンを接種したことが原因と見られる幼児死亡事件が8件発生しており、当局はワクチンの製造元企業に対する全面的な調査を開始した。写真はB型肝炎ワクチン。
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2013年12月24日、英BBC中国語サイトによれば、中国でB型肝炎ワクチンを接種したことが原因と見られる幼児死亡事件が8件発生しており、当局は広東省の深セン康泰生物制品株式有限会社が製造したワクチンに対する全面的な調査を開始した。
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報道によれば、中国国家食品薬品監督管理総局の調査グループが21日から同社に対する調査に着手し、問題が疑われているワクチンだけでなく、ほかのB型肝炎ワクチンも含めたすべてを対象にサンプルを採取。中国食品薬品検定研究院で調査が行われるという。
国家食品薬品監督管理総局と衛生・計画出産委員会は24日、原材料や製造、品質チェック体制などを含めた全面的な調査におよそ20日かかることを明らかにしている。一方、同社は幼児の死亡について「偶発的な事例だ」とし、ワクチンが原因ではないとの見解を発表している。
しかし、中国疾病対策予防センタ−の専門家は同社の発表について、「企業の利益を守る意図がある。これを結論と見なすわけにはいかない」と指摘している。(翻訳・編集/岡田)
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