岸田外相が中国大使と会談、対話で関係改善へ=戦略的互恵関係の発展で一致―日本

Record China    2013年12月21日(土) 14時24分

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20日、岸田文雄外相と中国の程永華・駐日大使が外務省で会談し、両国の戦略的互恵関係の発展のために努力して対話を維持していくことで一致した。写真は中国空軍。

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2013年12月20日、尖閣諸島や中国が設定した防空識別圏などの問題で日中の対峙が続く状況の中、日本の岸田文雄外相と中国の程永華(チョン・ヨンホア)駐日大使が外務省で会談し、両国の戦略的互恵関係の発展のために努力して対話を維持していくことで一致した。21日付で東方早報が伝えた。

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戦略的互恵関係は、06年に安倍晋三首相(当時)と胡錦濤(フー・ジンタオ)中国国家主席(当時)が首脳会談で合意した日中関係発展に関する共通認識で、岸田外相と程大使は会談の中で各自の基本的立場の確認を行った。

会談後、岸田外相は「対話を前向きに考えるべきとの点で一致した。有意義な意見交換ができた。非常に友好的な雰囲気だった」と述べ、程大使も「日中関係は双方いずれにとっても重要であり、戦略的互恵関係を正常な軌道に戻すよう努力していく必要がある」と語った。しかし、会談の具体的内容については両者いずれも明らかにしなかった。(翻訳・編集/HA)

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