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<コラム>ニュース中国語事始め=新型肺炎関連の報道で見かける単語や表現

配信日時:2020年1月28日(火) 20時40分
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湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎ですが、中国では<新型冠状病毒感染的肺炎>と呼ばれています。写真は武漢。

湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎は、本稿執筆の直近の発表よると、2020年1月27日午前0時現在、感染が確認された人が累計で2744人、死者が80人に達しました。過去24時間以内に新たに確認された感染者は769人、感染疑い例は3800件を超えました。中国メディアもこの肺炎について盛んに報道されているわけですが、その中でよく見かける単語や表現をご紹介しましょう。

■「コロナウイルス」は中国語で<冠状病毒>

さて、「新型コロナウイルスによる肺炎」ですが、中国では<新型冠状病毒感染的肺炎 xin1xing2 guan4zhuang4 bing4du2 gan3ran3 de0 fei4yan2>と呼ばれています。かなり長いので<新型肺炎>と略すこともよくあります。

<冠状病毒>についてですが、後半の<病毒>の部分は「ウイルス」です。日本語の「病毒」は「病気の原因となる毒」といった意味ですから、中国語の<病毒>は、知っておかないと誤読/誤訳をしてしまう単語の一つです。なお、中国語で「コンピューター・ウイルス」は<計算機病毒 ji4suan4ji1 bing4du2>です。<計算機>(コンピューター)の部分を略して<病毒>と呼ばれることが多いのは日本語の「ウイルス」と同様です。

次に考えねばならないのが、「コロナウイルス」の「コロナ」の部分と、<冠状病毒>の<冠状>です。日本語の「コロナ」については、「この種のウイルスにある周囲の突起が、太陽が周囲に放出する光であるコロナのように見えるから」との説明があります。

ただ、「コロナ」の語源はラテン語の「花冠(はなかんむり)」を意味する言葉で、例えば英語の医学用語では環状の形態であるものを「corona」またはその形容詞形の「coronary」と呼ぶ場合が多いようです。心臓を取り巻く冠動脈は「coronary artery」です。中国語の<冠状病毒>という名称も、このあたりを念頭に置いたと思われます。

この「新型肺炎」には<武漢肺炎 wu3han4 fei4yan2>の言い方もあります。主に中国大陸外で使われています。

■「26日午前0時」を<25日24時>と表現

新型肺炎の流行について、中央政府として上記の情報を発表し続けているのが<国家衛生健康委員会 guo2jia1 wei4sheng1 jian4kang1 wei3yuan2hui4>です。名称に<委員会>とありますが、日本で言えば「厚生労働省」のように、中央官庁として「省」の位置づけと考えてください。

※掲載している内容はコラムニスト個人の見解であり、弊社の立場や意見を代表するものではありません。
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