中国のインターネット技術で日本にスマートコミュニティを構築―武藤理恵 株式会社天時情報システム代表取締役

日本華僑報    2019年11月22日(金) 10時0分

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10月20日、第六回世界インターネット大会が中国・烏鎮で開幕した。席上発表された一連の衝撃的なデータは、中国のインターネット技術の巨大な影響力と発展の勢いを世界に知らしめた。

如何にして今日の成功を勝ち取ったのかとの問いに、彼女は控えめかつ自然に答えた。「まず、両親に感謝し、祖国に感謝しています。私を平等な環境のもとで育ててくれたお陰で、私はこれまで『これは男性にはできて、あれは女性にはできない』といった考えをもったことがありません」。おそらく、この平常心、客観性、開かれた心があったからこそ、1日に7社もの企業を笑顔で訪問することができたのであろう。

政府が女性の就業促進のための部局を設立し、スローガンと政策を打ち出しても、実施の段階で必ず抵抗を受ける。これに関して武藤理恵は、事実は全く逆だと言う。「男性は外で稼いで女性は家庭を守るという日本の家庭のモデルでは、家庭の経済はすべて男性の肩にのしかかり、女性はかえって何の憂いも無くビジネスに投資します。『ビジネスに失敗したら、また家で料理をつくったり茶碗を洗えばいいんでしょう』」と。

彼女は「世界の半分は女性ですから」と笑い、ある秘話を明かした。ある女性のチームが企業の強固な基盤を築いたのだという。「女性の方が繊細で、物事を集中して行います」。創業間もない頃、同じ女性である武藤理恵は、彼女たちの特性を鋭敏に捉え活かしたのである。

彼女は口数は多くないが、彼女と話していると春の風を浴びたように心が温まり、言葉に誠実さと親しみを感じる。筆者はかつて馬雲が誇らしげに語った言葉を思い出した。アリババでは最も多かった時で女性従業員が50%を占め、現在も46%を占めている。彼は率直に「IT関連の仕事は男性より女性の方が向いています。女性の方が顧客のニーズを理解し、包括的で質の高いサービスを提供できるからです」と述べている。


天時情報システムは紆余曲折を経て、挑戦とモデルチェンジの中で成長を遂げてきた。しかし彼女は、可能であれば業界の若い世代や多くの若者を支援していきたいのだと言う。武藤理恵は日中AI・IoT連盟、在日華人IT企業信用協会、在日華友会、黒竜江大学日本校友会の理事を歴任する。公共事業への貢献について尋ねると、「取るに足らないことです。まだ十分ではありません」とストレートな答えが返ってきた。時代に順応し、人生の価値を創造し、日本の政府や企業と協働してスマートライフを構築し、地方行政に参画し、地の利を生み出す。そして再び、多くの女性をはじめとする華僑華人をサポートし、絶えず社会に利益を還元し、人の和を築く。人々は武藤理恵に現代の漢族女性の魅力を見る。

▼取材後記

取材中、彼女は何度も興奮気味に語った。「海外に身を置く我々にとって、近年の祖国の発展振りには感慨深いものがあります」。十年前、会社の業務拡大に出向くと、多くの日本企業は中国人というだけで自己紹介さえさせてくれず、どんなに素晴らしい商品も売れなかった。今では、マーケテイングの心配をする必要は全くなくなった。今日、中国のIT企業は日本企業から、実用的、効率的で、万能だとさえ言われている。「私は最高の時代に出くわすことができました。再びチャンスを掴みました!」と彼女は言う。

2019年8月、武藤理恵はアリババ傘下の杭州魔点科技有限公司と協定を結び、魔点科技の日本における総代理店となった。彼女が再び発展への「天の時」を確実に掴んだことは間違いない。(提供/人民日報海外版日本月刊)

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