地下鉄でラッシュアワー時に中華レストランのイメージアップビデオ放映、犬食報道を受け―スペイン

Record China    2013年7月22日(月) 13時50分

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19日、スペインの首都・マドリードの地下鉄内で、毎日のラッシュアワー時に中華レストランのイメージアップビデオが流されている。写真は広西チワン族自治区玉林市の犬肉祭。

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2013年7月19日、仏華字紙・欧洲時報によると、スペインの首都・マドリードの地下鉄内で最近、毎日のラッシュアワー時に中華レストランのイメージアップビデオが流されている。環球時報(電子版)が伝えた。

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スペインのあるテレビ局が2カ月前に放送した悪意ある番組によって、同国内の中華レストランおよび中華系住民の名誉は著しく傷つけられた。「中国人は犬や猫だけでなく人肉まで食べる」と報道されたことから、これに憤慨したマドリード在住の中華系市民や振興中華協会などが抗議デモを実施する騒動に発展した。

その後、スペインの大手メディアは前述の番組の裏に潜む華人への差別意識を問題視し、華人による抗議デモについても「ほとんどの中華レストランは衛生基準をクリアしている。デモは中華系市民の声を反映したもの」と報じた。

マドリードの地下鉄内で流されているビデオは、中華系市民の抗議デモを紹介しながら、マドリードの中華レストランが受けた中傷と誤解による被害を伝えている。このビデオは1週間に毎日12回、ラッシュアワー時を狙って放送されるという。振興中華協会の葉呉偉(イエ・ウーウェイ)会長は「このビデオによって、華人や中華系飲食業に対する人々の誤解を解くだけでなく、中華レストランの苦境を知ってもらうことができる」と話している。(翻訳・編集/本郷)

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