回鍋肉に最適の豚、絶滅の危機=出荷まで時間、育てる農家減少―中国メディア

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27日、中国四川省の名物料理・回鍋肉(ホイコーロー)に最も適しているとされる同省名産の「成華豚」が、絶滅の危機に瀕している。

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2013年5月27日、瞭望東方週刊によると、中国四川省の名物料理・回鍋肉(ホイコーロー)に最も適しているとされる同省名産の「成華豚」が、絶滅の危機に瀕している。通常の豚に比べて出荷までの生育時間が倍近くかかるため、飼う農家が減っているのが原因という。

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四川省の土着の豚として知られる成華豚。黒毛で頭が角ばっており、首はごつく、足は短く、尻が大きいのが特徴だ。肉は通常の豚に比べて脂肪分を多く含み、回鍋肉を作る時に2度炒めても硬くならないという。

しかし3年前、地元メディアが「成華豚が絶滅の危機に瀕している」と報道。その後、専用の養豚場が整備されたものの、現在でも100頭前後しか残っていないという。減少の理由は、出荷までの生育期間が最大1年近くかかり、通常の豚に比べると倍近いこと。効率の低さから養殖をやめる農家が増えているためとみられる。(翻訳・編集/AA)



   

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