南北非武装地帯に謎の飛行物体、韓国戦闘機が出動も正体は…―中国メディア

Record China    2019年7月2日(火) 19時50分

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1日、環球時報は、朝鮮半島の南北非武装地帯に不明な飛行体が出現したとして韓国軍が戦闘機を緊急発進させるとともに北朝鮮側に通知する騒ぎがあったと報じた。写真は板門店。

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2019年7月1日、環球時報は、朝鮮半島の南北非武装地帯に不明な飛行体が出現したとして韓国軍が戦闘機を緊急発進させるとともに北朝鮮側に通知する騒ぎがあったと報じた。

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記事は、韓国・聯合ニュースの報道として、韓国の連合参謀本部が「1日午後1時10分から4時にかけて、南北非武装地帯にて不明な飛行体がレーダー上に繰り返し出現するのを発見した」と発表したことを紹介した。

そして、韓国軍関係者の話として「高度4.5キロの上空で飛行体を捕捉したが、無人機か鳥の群れかの区別はつかず、軌跡からヘリコプターだと判断する者もいた」とし、韓国軍がKF-16戦闘機数機やヘリコプターを緊急出動させたと伝えている。

また、韓国軍機が飛行禁止区域に入ったため、韓国は「9.19軍事合意」に基づき同2時40分に軍事ホットラインを通じて北朝鮮側に偶発的な衝突を防ぐための通知を行ったが、北朝鮮側からは応答がなかったとした。

記事はそのうえで、出動した韓国軍機が鳥20羽余りを発見し、これが「不明な飛行体」の正体であったことが分かったと伝えるとともに、韓国軍が「鳥の群れが飛行時にくっついたり離れたりしたことで、レーダー上で出現、消失を繰り返したものと思われる」との見解を示したことを紹介した。(翻訳・編集/川尻

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