駐日中国大使「日中関係は多くの年月でスムーズ」=麻生発言を否定―平和条約締結35周年記念絵画展で

配信日時:2013年5月8日(水) 19時4分
駐日中国大使「日中関係は多くの年月でスムーズ」=麻生発言を否定―平和条約締結35周年記念絵画展で
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8日、程駐日中国大使は、麻生副総理の「少なくとも我々は1500年以上の長きにわたって中国との関係が極めてスムーズにいったという歴史はない」との発言について「日中間の多くの年月はスムーズであり、そのような事実はない」と否定した。写真は大使と海部元首相。
2013年5月8日、日中平和友好条約締結35周年記念行事の一環として「中国洋画家・張晶絵画展」が東京・虎ノ門の東京中国文化センターで始まった。開幕セレモニーに出席した程栄華駐日中国大使は、麻生副総理・財務相がインド訪問中の5月4日、ニューデリー市内のホテルでの講演で日中関係について「少なくとも我々は1500年以上の長きにわたって中国との関係が極めてスムーズにいったという歴史はない」と述べたことに対し、「日中間の多くの年月はスムーズであり、そのような事実はない」と否定した。

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この絵画展は、日中協会(会長=野田毅・元建設相)、中国大使館、九州日中民間文化交流協会などが主催。開幕セレモニーには海部俊樹元首相、程栄華駐日中国大使ら日中の政財官文化関係者多数が出席した。

程大使は挨拶の中で「このような芸術を通じた日中両国間の文化交流は重要である」と述べた上で、「中日関係は現在厳しい状態が続いているが、何とか対話を通じて糸口を見いだすよう努力しなければならない。戦略的互恵関係が戻るよう力を尽くしたい」と強調した。

中国洋画家の張晶氏は、シルクロードやチベットを旅してヒマラヤ山脈やカイラス神山をテーマに創作活動を行い、幻想的で力強い画風は日本、中国はじめ世界各国で高い評価を得ている。絵画展は5月17日まで開催される。(取材・編集/HY)
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