月の裏側と中国の宇宙戦略―米誌

Record China    2018年12月14日(金) 23時20分

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13日、環球時報は、米誌ディプロマットの文章を引用し、中国がこの20年にわたり着実に宇宙開発を実現しており、宇宙における「ゲーム」のルールづくりの主導権を握ろうとしていると伝えた。資料写真。

2018年12月13日、環球時報は米誌ディプロマットの文章を引用し、中国がこの20年にわたり着実に宇宙開発を実現しており、宇宙における「ゲーム」のルールづくりの主導権を握ろうとしていると伝えた。

記事は、中国が8日に探査機「嫦娥4号」の打ち上げに成功したことについて、「中国がブレることなく宇宙への野心のタイムスケジュールを実行に移していることが改めて証明された」とし、1999年の無人飛行、2003年の有人飛行、11年の宇宙空間実験室、16年の貨物輸送飛行と、この20年間で中国が宇宙計画を着実に進めていることを紹介した。

また「重要なのは、中国が月や宇宙に対する野心をますます強めていることだ。その野心には、月面上の研究基地建設、月への定住も含まれる」とし、中国の宇宙開発が着実に成果を挙げている背景として、「まず宇宙に人類を送り込む能力を確保してから、宇宙空間に長期間滞在できる能力を強化し、さらに恒久的な宇宙ステーションを打ち上げ、そこからさらに進んだ探査、開発活動を進める」という戦略があるからだと説明している。

さらに、「中国政府はすでに宇宙開発を大きな任務の一つに据えており、中国航天科技集団の元総経理である馬興瑞(マー・シンルイ)氏を広東省長に、同集団第5研究院元院長の袁家軍(ユエン・ジアジュン)を浙江省長に据えるなど、宇宙科学者を政治的に重要なポストに登用していると指摘。「この動きから、中国の宇宙科学者や政策の制定者がすでに約束を実現し、その成果によって重職に抜てきされたことがうかがえる」と論じた。

そして、「近い将来、われわれは中国が月面上に建設した恒久的な存在を目にすることだろう。中国は資源の豊かな地域に『最初に到達した』と宣言することをこよなく愛する傾向にある。この傾向が、中国に宇宙空間でのゲームの規則づくりの能力を与えることになるだろう」と結んだ。(翻訳・編集/川尻

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