華春瑩報道官、新疆ウイグル自治区についての質問で怒る―中国外交部

Record China    2018年11月19日(月) 13時20分

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16日、人民日報は、中国外交部の定例記者会見で華春瑩報道官が記者の質問に「怒りを示した」と報じた。

2018年11月16日、人民日報は、中国外交部の定例記者会見で華春瑩(ホア・チュンイン)報道官が記者の質問に「怒りを示した」と報じた。

15日の外交部記者会見の中で、ある記者が「15カ国の駐中大使が連名で、新疆ウイグル自治区の責任者と面会し、同時地区の状況にへの憂慮を伝えることを求める書簡を提出したとの報道があるが、中国政府としてどのような見解を持つか」と質問した。

これに対して華報道官は「大使らが善意をもって新疆を訪れるのなら、もちろん歓迎する。しかし、現地政府に圧力をかけようというのならこれは『外交関係に関するウィーン条約』で賦与された権限を逸脱するから問題だ。駐在国への内政干渉になる」とした。

また「手紙を書く前に、ちゃんと勉強はしたのかと大使たちにインタビューしてみてはどうか。漢族とウイグル族以外にも中国には54の少数民族があり、憲法を含む40余りの法律法規が少数民族自身の言語・文化を用い発展させることを規定していることを知っているのか。米国やカナダでは少数民族に英語を学ばせているが、これは彼らの言葉や文化を絶滅させるものなのか。中国で生活する大使なら、中国にはウイグル族を含む少数民族出身のスターが多く存在することを知っているはずだ。私は、大使たちが新疆に対して何を憂慮してるのか分からない。こんな要求を出すとは非常に無礼であり、わが国は受け入れられない」とまくし立てたという。

そして「重ねて申し上げるが、新疆は開かれた地域。善意をもって訪れるなら歓迎する。悪意や偏見を抱いて内政干渉を企図するのなら、われわれは断固拒絶する」と述べた。(翻訳・編集/川尻

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