中国駆逐艦が米イージス艦に異常接近、中国国防部「米国が勝手に南シナ海に進入」―仏メディア

Record China    2018年10月3日(水) 13時20分

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2日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、南シナ海を航行中の米イージス駆逐艦に中国軍の駆逐艦が異常接近したと報じた。資料写真。

2018年10月2日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、南シナ海を航行中の米イージス駆逐艦に中国軍の駆逐艦が異常接近したと報じた。

記事は米イージス駆逐艦ディケーターが9月30日、「航行の自由」作戦の名目で南シナ海の中国が領有権を主張する島しょから12海里以内を航行したと伝えたうえで、米海軍将校が今月1日に「中国軍官に危険な距離にまで接近され、航路の変更を迫られた」と明かしたことを紹介している。

米太平洋艦隊のクリステンセン副報道官は「中国の駆逐艦は粗暴かつ危険に、まるで素人が操縦しているかのようにディケーター号に接近した。その距離は45ヤード以内で、衝突を避けるために航路を変更した」とコメントしている。

これに対して中国国防部は「ディケーターが南シナ海のわが国の島付近海域に勝手に進入したため、中国海軍170艦が即時行動した。法規に基づき船の識別を実施するとともに、海域から出るよう警告した。中国の主権と安全を著しく脅かし、中米関係や地域の平和・安定に重大な損害を与える行為だ」と非難声明を発表している。(翻訳・編集/川尻

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