<尖閣問題>東シナ海地政の駆け引きを反映、日本が緊張高める元凶に―SP華字紙

Record China    2012年9月13日(木) 5時50分

拡大

11日、シンガポール華字紙は「尖閣問題は東シナ海における地縁政治の駆け引きを反映している」との記事を掲載した。写真は11日、尖閣諸島を加えた天気予報を伝える中国国営テレビのニュース番組。

(1 / 2 枚)

2012年9月11日、シンガポール華字紙・聯合早報は「尖閣問題は東シナ海における地縁政治を反映している」との記事を掲載した。日中間の尖閣諸島(中国名・釣魚島)を巡る争いが、地政上の駆け引きを悪化させていると論じている。

その他の写真

尖閣諸島を巡る中国と日本の間における緊張は、同諸島と海域における歴史的な問題を反映しているだけでなく、東シナ海地域における海洋資源などの権益を巡る争いも反映しており、同地域がこれまでと違った新たな地政的駆け引きの段階に入ったと記事は指摘。東シナ海の地政に安定性やバランスが失われてしまえば、地域全体の平和や安定にも脅威となることが予想されると警鐘を鳴らしている。

記事は、日本の一連の行動は事態を悪化させ、東シナ海をめぐる中国との緊張を高めただけでなく、東シナ海全体の地政的緊張も高めたと指摘。中国は領土主権と海域の権益を守るという観点から冷静かつ実務的な対応を取っており、外交ルートを通じた問題解決を図っているが、武力による解決の可能性も捨ててはいないと記事は指摘している。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携