慰安婦像に蹴り、台湾駐日代表「台湾にも日本人に暴力的な人いる」

Record China    2018年9月13日(木) 16時10分

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12日、海外網は、台南の慰安婦像を蹴った男性に対して台北駐日経済文化代表処の謝長廷駐日代表が「台湾にも日本人に暴力的な人はいる」と述べたと伝えた。

2018年9月12日、海外網は、日本の「慰安婦の真実」国民運動の幹事である藤井実彦氏が、台湾の台南市に建てられた慰安婦像に対する抗議に訪れた際に、慰安婦像を蹴ったことが外部から注目されていると報じた。事件に関連し、台北駐日経済文化代表処の謝長廷駐日代表は11日に「もし日本政府(が指示したこと)であれば、当然抗議する。しかし民間の行為であるなら、抗議はしない」「台湾にも日本人に暴力的な人もいるが、その時にこれが(全ての)台湾人民衆であると言ってはならない」と述べたと伝えている。

また、台湾の中時電子報は、謝駐日代表が「藤井氏が慰安婦像を蹴った事件について詳細は把握していないが、私の立場としては、常に和解と共生、平和、暴力反対、または全ての暴力を暗示する行為への反対を主張している。もし蹴ったなら、強く非難する」と述べたが、同時に「台湾と日本の対立を深める」「台湾と日本の友好関係を破壊する行為には反対する」として、「この行為が(全ての)日本人を代表するとは思わない。多くの日本人がネット上で彼を非難し、彼が台日友好を傷つけたとして、『(藤井氏が)日本人を代表している訳でも、日本政府を代表している訳でもない』と言っている。基本的に、私はこれを台日間の対立に発展させるべきではないと思う」と主張したとも伝えている。

台南の慰安婦像は今年の夏に台湾で初めて建てられたものであり、8月14日に台南の慰安婦像の除幕式があった。海外網は、謝駐日代表が慰安婦像の設置について「台湾内部の『中国(本土寄りの)政党』が常に台日間の対立をあおっている。台南への慰安婦像設置は台日友好を傷つけることだ」と述べたことに対し、中国国民党の議員や一部の台湾ネットユーザーなどから「謝駐日代表はどこの国の人間なのか?」と反発があったと伝えている。(翻訳・編集/南部)

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