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盗掘グループ26人を検挙、青海省内の遺跡荒らす―出資者、営業、販売まで「産業チェーン」形成

配信日時:2018年8月22日(水) 11時30分
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中央政府・公安部の指揮により各地の警察組織が連動して、盗掘の容疑者26人を検挙した。出資者、盗掘実行犯、盗掘品の販売営業、販売までの担当をそろえた、犯罪の「産業チェーン」を形成していたという。
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中国メディアの新浪網は19日、中央政府・公安部の指揮により各地の警察組織が連動して、盗掘の容疑者26人を検挙したと報じた。出資者、盗掘実行犯、盗掘品の販売営業、販売までの担当をそろえた、犯罪の「産業チェーン」を形成していたという。

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青海省政府の文化財部門から2017年末に、同省海西モンゴル・チベット族自治州ドラーン県(都蘭県)の遺跡から出土したと見られる文化財が販売されていると警察に通報があった。

青海省は4世紀から7世紀まで、吐谷渾(とよくこん)と呼ばれる部族に支配された。吐谷渾はモンゴル系またはテュルク系の言語を用いたとされる遊牧騎馬民族である鮮卑(せんぴ)の一派。ドラーン県には吐谷渾の支配階級の墳墓が多く残されている。

青海省警察は捜査を進め、同省西寧市、ドラーン県、オラーン県(烏蘭県)、さらに河南省、陝西省で容疑者19人の身柄を拘束し、盗掘したと見られる文化財を押収した。

犯行の範囲が全国に渡っていることから、中央政府・公安部(国家警察)も乗り出し、河南省、山西省、雲南省の各地の警察組織を指揮して捜査を継続。出資者、盗掘実行者、盗掘品の販売営業、販売までの担当をそろえた盗掘の「産業チェーン」を形成されていたことを突き止めた。最終的に検挙人数は26人に達し、盗掘したと見られる文化財646点を押収したという。(翻訳・編集/如月隼人

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