アジア最大の電子消費製品展示会、焦点は自動運転―上海市

人民網日本語版    2018年6月16日(土) 14時22分

拡大

アジア最大の電子消費製品展示会の2018年コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)アジアが上海で開催されている。

(1 / 9 枚)

アジア最大の電子消費製品展示会の2018年コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)アジアが6月13~15日に上海で開催されている。第一財経網が伝えた。

その他の写真

今年のCESアジアの出展企業のうち自動車技術メーカーは56社を数える。展示面積は前回より50%ほど拡大した。今回のCESアジアは消費電子製品で最もホットな話題を集める最先端の製品と技術をカバーする展示会になる。人工知能(AI)、5G、モバイルインターネット、ウェアラブルスマート端末、携帯電話、ドローンなどだ。

ベンツの自動運転コンセプトカー「スマートビジョンEQフォーツー」は、ハンドルもアクセルペダルもブレーキペダルもなく、新型マルチメディアオペレーティングシステム「メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス」(MBUX)と「デジタル照明システム」を搭載し、音声入力による操作が可能だ。

「アポロネオリックス」は百度のアポロ計画とヒュンダイ自動車が共同開発したコンセプトカーシステムで、アポロ計画向け人工知能(AI)アシスタント「DuerOS」をベースに次世代のスマートオペレーティングシステムを搭載し、対話型AIシステム、音声入力操作、音声認証、顔認証、疲労度のモニタリング、拡張現実(AR)ナビゲーション、ドライバーの接続性、パーソナル化したサービスとコンテンツなどを提供する。

キャデラックの今回の出展の重点はスーパースマート自動運転システム「スーパークルーズ」だ。業界で初めて「両手を解放した」とされ、高速道路での運転の支援に特化したシステムで、高速道路の走行時にドライバーの両手はハンドルを握らなくてもよい。

ヒュンダイは次世代燃料電池車(FCEV)「NEXO」の展示で自動運転の新技術を発表した。

奇点汽車のスポーツ用多目的車(SUV)タイプの電気自動車(EV)「iS6」は、来場者に車内見学と試乗予約を受け付けていた。独自開発された次世代スマート運転席システムと自動車の機能安全規格「ISO26262」に基づいたスマート運転システムを体験できる。

起亜汽車の最新の電気自動車(EV)コンセプトカー「Niro EV」。来場者は新しいコンセプトの対話システム、未来の自動運転モニタリングといった興味をそそる内容を体験できる。起亜汽車の最新のコンセプト運転席にはこれまでの車にあったスイッチやボタンはなく、操作はすべてタッチ式で行う。

漢能の太陽光発電システム搭載の電気自動車(EV)「ソーラーA」。独特のデザインは、空間を最大化し、ガリウムヒ素系(GaAs)薄幕太陽電池を搭載するためのものだ。

車載情報機器サプライヤーの徳賽西威が次世代スマート運転席、自動運転技術、自動車のインターネット(IoV)などの関連製品を展示するとともに、IoVの技術と戦略を初めて発表した。

広汽研究院のコンセプトカー「iSPACE」は、「車はストップ、人生はスタート」と銘打ったカーライフ理念を提唱。ボタンを押すとフロントシートとリアシートがつながって2人用のベッドになり、運転モードと居住モードを切り替えられる。

地平線は国内で数少ないスマート運転用チップを開発するベンチャー企業。今回は人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、自動車科学技術などでの最新技術を展示している。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携