世界の免税品、消費総額1位は中国人!高級ブランド品を中心に―中国メディア

Record China    2011年12月30日(金) 9時28分

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28日、中国人消費者の今年11月までの免税品消費額は総額で2兆1500億ドル。前年同期比で56%の増加という驚異的な伸びを見せ、世界一の免税品消費者となった。写真はミラノ・リナーテ国際空港の免税店。

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2011年12月28日、中国国営ラジオ局・中央人民広播電台のウェブサイト・中国広播網は、過去1年間で中国人が世界一の免税品消費者になったと伝えた。

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世界最大のタックスリファンド会社、グローバル・ブルーのデータによると、今年11月までの11カ月間に中国人消費者が購入した免税品の総額は2兆1500億ドル(約167兆円)。前年同期比56%増という驚異的な伸びを示した。この数字は過去1年間に全世界で消費された免税品の総額の5分の1に相当する。中国人消費者はロシア米国、日本などを抜いて、今や世界最大の免税品消費者となった。AFP通信によると、フランスで最も多く免税品を購入するのは中国人顧客であり、その消費総額は約30億ユーロ(約3000億円)に上る。

中国人が最も好む免税品は世界的に有名な高級ブランドの商品で、購入商品全体の63%を占めている。なかでもルイ・ヴィトンの人気が高い。種類別でみると、バッグや靴などの皮革製品、ジュエリー、時計、化粧品などが好まれている。中国人がブランド品買いに走るのは衝動買いによるものか、あるいは富をひけらかしたいためか、その見方は分かれるところだが、「中国人はブランド品をただ消費するだけでなく、生産もできるようになるにはどうすべきなのかを考えなければならない」と業界関係者は話す。またネットユーザーからは、海南島三亜市の免税店を充実させて、香港やパリ、ミラノに負けないショッピングの聖地になることを期待する声も出ている。(翻訳・編集/本郷)

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