安倍首相が在日中国人に向けて春節の祝賀メッセージ、中国ネットの反応は…

Record China    2018年2月9日(金) 14時40分

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8日、中国メディアの人民網が、安倍晋三首相が中国の春節に合わせて、日本の華字メディア「中文導報」を通して、在日中国人向けに新年の祝賀メッセージを送ったと伝えた。

2018年2月8日、中国メディアの人民網が、安倍晋三首相が中国の春節(旧正月)に合わせて、日本の華字メディア「中文導報」を通して、在日中国人向けに新年の祝賀メッセージを送ったと伝えた。

これは、2008年の福田康夫、2009年の麻生太郎、2010年の鳩山由紀夫、2011年の管直人、2012年の野田佳彦=いずれも元首相、2013年から2017年までの安倍晋三首相による春節のあいさつに続き、11回目のあいさつだと記事は紹介。2001年の小泉元首相のあいさつも含めると、華字メディアを通した在日中国人に対するあいさつは12回目になるとした。

安倍首相はメッセージの中で、「昨年は、日中間でハイレベルの対話が数多く開催され、私自身も11月に習近平(シー・ジンピン)国家主席及び李克強(リー・カーチアン)首相と相次いで会談し、大変友好的かつ寛いだ雰囲気の中で率直な意見交換を行いました」と、昨年の日中関係改善の歩みに言及。「今年は日中平和友好条約締結40周年です。この40周年にふさわしい、日中関係が大きく改善したと両国の国民が認識できるような1年にしていきたいと決意を新たにしております」と抱負を述べ、李首相や習主席の早期訪日に対する期待感も示した。

さらに、昨年は訪日中国人が700万人を超えたことや、パンダシャンシャンが日本で大人気となったことにも触れ、「今年も、政治、経済、文化、スポーツ、観光など、あらゆる分野で協力と交流を推し進めていきます」と述べている。

これに対し、中国のネットユーザーからは「新年の祝賀をどうもありがとうございます」「偉大な首相だ」などのコメントが寄せられたほか、「AIIB(アジアインフラ投資銀行)に加入してください」「言行が一致することを望みます」との要望も寄せられた。(翻訳・編集/山中)

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