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7日、英タイムズ・ハイヤー・エデュケーションがこのほど発表した2018年版の「アジア大学ランキング」について、中国メディアの新浪財経は「中国が日本を圧倒した」と見出しで伝えた。一方、中国のネット上では対照的に冷静な声も寄せられている。写真は清華大学。
2018年2月7日、英タイムズ・ハイヤー・エデュケーションがこのほど発表した2018年版の「アジア大学ランキング」について、中国メディアの新浪財経は「中国が日本を圧倒した」と見出しで伝えた。一方、中国のネット上では対照的に冷静な声も寄せられている。
新浪財経によると、6日(現地時間)に発表された2018年版のランキングで、シンガポール国立大学が3年連続で総合1位となった。2位は中国の清華大学、3位も中国の北京大学で、清華大学が北京大学より上位にランクされたのは2013年の調査開始以来初めてだという。
香港からは4位に香港大学、5位に香港科技大学、7位に香港中文大学が入った。
日本から総合トップ10入りしたのは東京大学1校だけで、前年から1ランクを落とし8位となった。11〜20位に入ったのも11位の京都大学だけだった。
今回発表されたのはアジア25カ国・地域の上位350大学。最も多くの大学がランクインした国は日本で89校だった。中国は63校で、清華大学、北京大学のほか、総合トップ20位内には、中国科技大学が15位、復旦大学が16位、南京大学が17位、浙江大学が18位、上海交通大学が20位に入った。
「中国が日本を圧倒した」という表現について、中国のネット上の反応を見ると、「圧倒というのは、ノーベル賞やフィールズ賞の受賞者数で日本を上回ってから使うべき」「ノーベル賞で日本を圧倒するのはいつの日か」などの声も寄せられている。(翻訳・編集/柳川)
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