台湾地震への援助、日本は受け入れ、中国を拒絶―中国紙

Record China    2018年2月9日(金) 12時30分

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8日、台湾・花蓮市の地震を受け、中国が救助を申し入れたが拒絶された。しかし、その一方で日本の救助は受け入れると、中国紙が報じた。

2018年2月8日、人民日報(海外版)によると、台湾の花蓮市で6日、強い地震が発生したことを受け、中国政府も救難チームの派遣など災害援助を打診したが、8日、台湾総統府の黄重諺(ホアン・ジョンイエン)報道官は感謝の意を表しつつも申し出を断った。

黄報道官は、中国からの援助を断る一方、日本からの援助は受け入れることを表明。ただ、援助の打診は多くの国々から届いており、断ったのは中国だけではないとした。もともと台湾は災害時の救援・救助システムが比較的整っており、人員や設備的な不足は発生していないという。唯一援助を受け入れた日本に関しては、「日本は生存者の捜索と救助に必要となる高度な機材と専門チームを有しているため」と説明している。

なお、日本から派遣されたチームは8日午後、花蓮市の災害現場に到着しており、台湾外交部の李憲章(リー・シエンジャン)報道官は日本の素早い対応に感謝の意を示していた。(翻訳・編集/岡田)

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