他国の内政に干渉し、武力で威嚇しているのはいったい誰か、みんな分かっている―中国外交部

Record China    2018年1月23日(火) 13時20分

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22日、中国外交部の華春瑩報道官は、米国防部が先日発表した報告書で中国を非難したことについて「他国の内政に干渉しているのはいったい誰なのか」と発言した。

2018年1月22日、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は、米国防総省が先日発表した報告書で中国を非難したことについて「他国の内政に干渉しているのはいったい誰なのか」と発言した。

22日の外交部定例記者会見で華報道官は「米国防総省は先日発表した2018国防戦略報告で中国についてさまざまな批判を行い、中国の戦略の狙いは米国に代わって世界のリーダーとしての地位を得ることだとの認識を示した。中国政府としてどう思うか」との質問を受けた。

これに対して華報道官は「この報告書は、冷戦時代の考え方とゼロサムゲームの概念に満ちており、中国の外交や国防政策を意図的に歪曲(わいきょく)し、大国による競争戦略を吹聴している。それは根本的な誤りだ。わが国は終始平和発展の道を進み、防御的な国防政策に取り組んでいる。世界平和の建設者であり、世界の発展の貢献者であり、国際秩序の庇護者であることは、国際社会において誰の目にも明らかだ」と強調した。

そして、「自分に合う国際ルールだけ使い、合わないものを捨てているのはいったい誰なのか。他国の内政に干渉し、武力で威嚇さえしているのは誰なのか。世界各国の人々はきっとはっきり分かっていることだろう。われわれは米国が冷戦時代の考え方を捨て、現在の世界や米中関係を正しく認識し、中国の戦略の意図をねじ曲げることをやめるよう望む。中国と互いに向き合い、互いを尊重し、協力にスポットを当てつつ意見の相違をコントロールし、中米関係の長期的かつ健全で安定的な発展を守ることこそ、両国や世界各国の利益に合致する正しい選択だ」と述べた。(翻訳・編集/川尻

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