2011年10月1日、英紙デイリー・メール（電子版）は、「中国経済成長の減速に伴って、世界の高級ブランド品の売上高が大きく減少している」と報じた。6日付で環球網が伝えた。

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英高級ブランドのバーバリーやマルベリー（皮革製品）はこれまで、中国経済の好調さが持続する限り、世界的な経済衰退の影響を無事やり過ごせるだろうと考えてきた。両社はアジア市場に大きく依存しているためだ。しかし、中国の製造業が3カ月連続で減速して以来、両社も先行きに不透明感を感じざるを得ない状況だという。

ルイ・ヴィトン、グッチ、プラダなども両社と同じく、経済成長の著しいアジア市場の恩恵を受けてきた。アジア地区の富裕層が高級ブランド品に対し、湯水のように金を使ってきたからである。

一部の投資家は「世界第2の経済体である中国ですら世界的経済危機に対する免疫力を持っていなかったか」と驚きを示す。また、バーバリーは、最近の売り上げ状況から、「復調はもうないかもしれない」と感じているという。（翻訳・編集/HA）