日中が争うシンガポール−マレーシア高速鉄道、専門家が指摘する中国の5つの優位性―露メディア

Record China    2018年1月18日(木) 7時20分

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16日、観察者網は、日本や中国などが入札の準備を進めるシンガポール―マレーシア高速鉄道プロジェクトについて、五つの理由を挙げて中国が優位だとする、ロシアメディアの報道を伝えた。写真は中国の高速鉄道。

2017年1月16日、観察者網によると、日本や中国などが入札の準備を進めるシンガポール―マレーシア高速鉄道プロジェクトについて、ロシアメディアは五つの理由を挙げて中国が優位だとしている。

シンガポール―マレーシア高速鉄道は、シンガポールとクアラルンプール間の約350キロメートルを片道90分で結ぶ計画。今年末までには受注企業を決定し、2026年の開通を目指す。記事は、「日本、中国、韓国、欧州の企業連合がそれぞれ入札に参加すると見られ、日本は官民共同ファンドの海外交通・都市開発事業支援機構が数百億円の資金を投入して競争力を高める構えだ」と伝えている。

また、「中国も8社連合の企業グループを作り、設計、鉄道・電信建設、融資から高速鉄道の運営、技術保障といったサービスを提供する体制を整えている」と紹介。具体的な入札案は披露されていないが、専門家からは「中国による国外の高速鉄道プロジェクトにおいて最大規模の財団になる」との見方が出ているようだ。

ロシアメディア・スプートニクによると、北京交通大学スマートシステム・安全技術研究センターの賈利民(ジア・リーミン)主任は「中国には五つの優位性がある」と分析している。

一つ目は「高速鉄道のシステム全体に対応する産業能力の体系が世界で最も整っている」こと、二つ目は「さまざまな地理や気候の環境の下で中国国内の高速鉄道を整備してきた経験から、鉄道建設において欧州や日本にはない高い適応性を備えている」こと。

三つ目は「世界で最もスピーディーに高速鉄道を完成、納品できる能力を持っている」こと。四つ目は「アジアインフラ投資銀行(AIIB)などの存在により、高速鉄道建設に関係する金融面でのサポート能力が高い」こと。そして、五つ目は「ドメスティックで閉鎖的な規格を持つ日本の高速鉄道に対して、中国の高速鉄道はオープンな国際規格をベースに建設、輸出が行われる」ことを挙げている。

また、ロシア科学アカデミー極東研究所の専門家は「入札結果は政治的な影響を受ける可能性がある。中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)との関係は絶えず改善しており、状況は日本より良い。各国にいる華僑が経済的に積極的な関わりを見せていることも大きく、こういった優位性が日本との競争に勝つチャンスを高め得る」との見方を示しているという。(翻訳・編集/川尻

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