オリンピック向け食材の安全のために白ネズミを活用―北京市

Record China    2006年12月2日(土) 21時9分

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中国のメディアによると、中国は北京オリンピック期間中の食材の安全について万全の態勢をとるため、政府系レストランに電子登録を導入して食材を管理し、また白ネズミを「味見係」として活用する意向だ。

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2006年12月1日、中国のメディアが伝えたところによると、北京市衛生監督所重大活動保障センターの趙新生(ジャオシンション)主任の話では、オリンピック期間中に選手らに供される食材について、衛生監督署が電子登録によって管理を行い、また白ネズミを用いた実験を行うことになるそうだ。食料を与えたとき、もしそれが何かに感染していたり有毒物だったりした場合、白ネズミなら17時間で反応が出るが、細菌培養などの方法だともっと時間がかかるのだという。

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中国当局は、北京オリンピックにおけるいかなるミスも許さない。中国メディアはこのほかにも趙主任の話を引用している。それによると、オリンピックの参加選手たちに供される昼食は洋食中心で、中国料理も多少メニューに加えるという。そして選手に食べ物を供する政府系レストランは、食材すべてに関する電子登録を行い、データをコントロールセンターに送って全面的な管理を任せることになるそうだ。政府はこうした徹底的な管理と工夫により、安全でおいしい食事を選手たちに提供しようと考えている。

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