中国人の「皇帝好き」を利用、オークションで関連文化財が高騰―中国紙

Record China    2010年4月3日(土) 16時27分

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1日、新聞晨報は記事「中国人の『皇帝好き』を利用して文化財を高値で売りつける外国人=専門家は語る」を掲載した。写真は05年10月、サザビーズが上海で開催したオークションに展示された清朝の文化財。

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2010年4月1日、新聞晨報は記事「中国人の『皇帝好き』を利用して文化財を高値で売りつける外国人=専門家は語る」を掲載した。

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先日、上海のJCマンダリンホテルで著名オークション企業の予告展示会が開催された。330点以上が出品され、予想落札価格は合計4億3000万香港ドル(約51億9000万円)に上る。目玉商品には清朝皇帝が身に着けた玉のネックレス(予想落札価格は約9660万〜1億4500万円)と乾隆帝の玉爾(予想落札価格は約6億400万円)。

近年、海外に流出した中国の文化財がオークションにかけられることが相次いでいるが、いずれも驚くような値段で落札されている。中国の企業家やコレクターが落札しているもようだ。

ある専門家は、これらの文化財はオークション企業の予想落札価格ほどの価値はないと指摘。中国人の古代の財宝への興味と「皇帝好き」の気持ちを利用して暴利をむさぼっていると批判した。また、文化財の真贋も気をつけるべき点の一つ。以前には皇帝の礼服がオークションにかけられたことがあったが、保存が良すぎるのではと中国の専門家の疑念を招いた。(翻訳・編集/KT)

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