学食のチャーハンに殺そ剤が混入、179人が被害=食堂従業員の不注意で―浙江省温州市

Record China    2009年5月23日(土) 14時0分

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2009年5月16日、浙江省温州市楽清市の学食で集団食中毒事件が発生した。原因は学食で殺そ剤入りチャーハンが提供されたためだという。写真は北京五輪前にネズミ対策のため北京市で居民委員会などに配られた殺そ剤。

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2009年5月16日、浙江省温州市楽清市の楽清国際外国語学校で集団食中毒事件が発生、学生171人、教師4人、食堂従業員4人が被害を受けた。原因は学食で殺そ剤入りチャーハンが提供されたためだという。22日、中国新聞網が伝えた。

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市郊外に位置する同校の周囲は畑ばかり。ネズミが多いため学校では年に一回、ネズミ退治を実施している。5月15日夜、食堂の従業員・謝(仮名)は殺そ剤・ブロマジオロン50グラムと米450グラムを混ぜて準備をしていた。殺そ剤入りのご飯と学食用のご飯が同じ貯蔵庫に入れられていたため、翌朝別の従業員が混ぜ合わし、卵チャーハンを作ってしまったのだという。

食中毒発生後、中毒者はただちに病院での治療を受けた。現在はほぼ正常に回復し、学生は授業に復帰したという。事態を重く見た楽清市教育局は18日、緊急会議を開き市内の全学校、幼稚園に対策の徹底を求めた。(翻訳・編集/KT)

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