2009年1月28日、国営テレビの中央電視台（CCTV）による大みそかスペシャル番組「春節聯歓晩会」に出演した人気アーティストのジェイ・チョウ（周杰倫）だが、ジェイと共にステージパフォーマンスを見せたダンス少年に注目が集まっている。捜狐網が伝えた。

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「春節聯歓晩会」は、旧正月の大みそかに放送される大型ライブ番組。毎年平均95％の視聴率をあげる人気特番で、「中国の紅白」的位置づけ。今年はジェイと中国の国民的女性歌手ソン・ツーイン（宋祖英）とのコラボが、番組中の最高視聴率を獲得した。

ジェイ登場の際に、一緒にステージでパフォーマンスを見せたのは10歳のダンス少年で、その名前は侯高俊杰（ホウガオ・ジュンジエ）くん。ジェイとのラップ合戦や、頭を軸に回転する高難度のストリートダンスに挑み、主役のジェイを圧倒するほどの拍手喝采を浴びていた。

中国メディアによると、愛称「宝宝」ことジュンジエくんは1999年生まれで今年10歳。2005年に河南省の子供向け芸能大会に出場し、ダンスで金賞を獲得したことをきっかけに、中国国内の数々のコンクールで優秀な成績を収め、これまでにもアイドルユニットのS．H．Eや、人気アーティストのデビッド・タオ（陶[吉吉]）、ウィルバー・パン（潘[王韋]柏）らのステージに登場している。

2007年にジェイのコンサート出演者として抜擢されたジュンジエくんは、すっかりジェイのお気に入りに。昨年はジェイの世界ツアーに同行し、ジェイの秘蔵っ子として中国各地でステージに登場。すでに熱狂的なファンもいるという。（翻訳・編集/Mathilda）