<大報恩寺遺跡>「鉄製の舎利函」開封される、中からは…―江蘇省南京市

Record China    2008年8月8日(金) 7時24分

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7日、江蘇省南京市で発掘作業中の明代の「金陵大報恩寺の地下宮殿」と見られる遺跡から発掘された「鉄製の舎利函」が開封され、中からシルクの布に包まれた「七宝塔」が出てきた。写真は7月27日、遺跡から運び出される「鉄製の舎利函」。

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2008年8月7日、江蘇省南京市で発掘作業中の明代の「金陵大報恩寺の地下宮殿」と見られる遺跡から発掘された「鉄製の舎利函」が、ついに開封された。中から出てきたのはシルクの布に包まれた「七宝塔」。詳しい時代背景などは、今後の調査で明らかになるという。地元夕刊紙「揚子晩報」が伝えた。

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この「鉄製の舎利函」が開けられる様子は、地元・南京テレビと香港の鳳凰衛視(フェニックステレビ)で生中継された。箱は2重になっており2枚目のふたを開けると、中には水が溜まっている。その水をゆっくり吸い出してみると、シルクの布に包まれた「金メッキの七宝塔」が顔を出した。この「七つの宝」とは、金、銀、瑠璃、ガラス、珊瑚、メノウ、シャコ貝。この塔が時代背景や、中にどんなお宝が隠れされているのかは、今後の調査で明らかになるという。

また、専門家はこの箱の下にもう1つ銀製の箱がある可能性が高いとしており、こちらにも注目が集まっている。(翻訳・編集/NN)

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