中国外相「朝鮮半島核問題の扱いにおいては原則堅持すべき」

人民網日本語版    2017年5月27日(土) 10時10分

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中国の王毅外相は24日、ドイツのガブリエル副首相兼外相との会談後の共同記者会見で、朝鮮半島情勢に関する質問に答えた。

中国の王毅外交部長(外相)は24日、ドイツのガブリエル副首相兼外相との会談後の共同記者会見で、朝鮮半島情勢に関する質問に次のように答えた。中国新聞社が伝えた。

現在朝鮮半島情勢は敏感な時期に入っている。われわれは度々良い情報を耳にし、悪い情報も耳にする。これに鑑み、朝鮮半島核問題の扱いにおいては、第1に原則を堅持する必要がある。最も重要なのが、非核化という大きな方向を終始堅持することだ。われわれは朝鮮による核・ミサイル開発の継続に断固として反対し、各国と共に安保理の朝鮮関連決議をしっかりと履行する。

第2に、大局的見地に立つ必要がある。この大局とは朝鮮半島の平和・安定だ。どの側にも朝鮮半島を戦乱に陥れる権限はなく、ましてや地域さらには世界に損害と災禍をもたらす歴史の責任を引き受けるすべはない。

第3に、柔軟かつ実務的である必要がある。各国の政策措置は時代後れさらには硬直化した立場にしがみつくのではなく、情勢の変化に基づき、対話・交渉再開に有利なあらゆる機会を鋭敏に捉え、タイムリーに柔軟性を示し、誠意を示し、朝鮮半島問題を平和的対話の正しい道に早期に戻すべきだ。

中国は国連安保理決議の各規定を全面的かつ完全に履行すると同時に、安保理決議の精神に基づき対話・交渉再開の現実的で実行可能な提案を示している。中国側は引き続き建設的役割を発揮する。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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