SARS流行?衛生局「ウワサは全くのデマ」とキッパリ否定―広東省広州市

Record China    2008年3月1日(土) 12時46分

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3月1日、広東省仙尾市で鳥インフルエンザ感染による死亡が1例確認されてから、同省広州市で新型肺炎(SARS)が発生したとの噂が流れたが、広州市衛生局はこれに対して「全くのデマだ」と否定した。写真は03年5月、北京地壇医院SARS児童病棟の子どもたち。

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2008年3月1日、広東省仙尾市で鳥インフルエンザ感染による死亡が1例確認されてから、同省広州市で新型肺炎(SARS)が発生したとの噂が流れたが、広州市衛生局はこれに対して「全くのデマだ」と否定する声明を発表した。新快報が伝えた。

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広州市衛生局の熊遠大(シオン・ユエンダー)氏は、「広州市では、現時点でSARSや鳥インフルエンザなど原因不明の肺炎が発生したという報告は上がっていない」と述べたうえで、疫病状況報告は全て正確なものだと強調した。市衛生局では、伝染病が発生した際に迅速に対応できるよう、医療機関をカバーした情報ネットワーク体制を構築。患者の症状、病原体の検査、処方薬の調剤記録など全ての疫病情報を一元化して監視している。

市衛生局は「冬は風邪やインフルエンザなどが流行する季節。身体を温かくし、室内の空気を定期的に入れ替えることが一番の予防策だ」と市民に注意を促している。(翻訳・編集/下妻)

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