世界大学ランキング、中国本土から40校、日本の1位は…―英機関

人民網日本語版    2018年6月9日(土) 20時0分

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英国の大学評価機関クアクアレリ・シモンズ社は6日、「QS世界大学ランキング2019」を発表した。写真は東京大学。

英国の大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(QS)社は6日、「QS世界大学ランキング2019」を発表した。中国からは65校がランク入りし、うち40校がトップ500に、6校がトップ100に入った。中国国内1位は清華大学で、昨年の25位から今年は17位に順位を上げた。科技日報が伝えた。

三大世界大学ランキングの一つである「QS世界大学ランキング」。今回は世界85カ国・地域の1011校を対象に上位1000校をランク付けしている。

世界ランク1位は7年連続で「マサチューセッツ工科大学(MIT)」だった。アジアトップはシンガポール国立大学で、世界ランクは11位だった。

中国本土は40校(新たにランキングしたのは電子科技大学の1校)、香港が7校、マカオが1校、台湾が17校(新たにランキング入りしたのは1校)だった。

中国国内1位の清華大学は、英エディンバラ大学(世界ランク18位)や東京大学(世界ランク23位)を上回った。北京大学は世界ランク30位で、昨年より8つ順位を上げた。復旦大学は世界ランク44位で、豪ニューサウスウェールズ大学(45位)を上回った。上海交通大学は世界ランク59位で、独ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン(62位)を上回った。浙江大学は世界ランク68位、中国科学技術大学は98位で、米パデュー大学(100位)を上回った。

香港・マカオ・台湾だけを見ると、香港大学が1位で、世界ランクは25位だった。台湾大学は世界ランク72位、マカオ大学は443位だった。

QSの中国総監・張博士は、「中国が世界一流大学と一流学科を構築するという目標を掲げて2年になり、中国の大学は科学研究論文発表の分野で顕著な成果を挙げている。そして、世界的な影響も日に日に増し、欧米の名門校との差も縮まっている。今後、中国が世界教育強国を建設する過程で、世界一流の教育方法、技術、プロセスへの全面的な革新を大々的に推進し、人工知能時代の人材育成という新たな課題も克服するだろう。世界一流の大学情報管理体系を構築するために、世界一流の大学管理人材を呼び込む『千人計画』も実施されている。また、世界先端融合学科を重点的に配置し、新産業革命において、その戦略はトップレベルとなるだろう」との見方を示している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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