<世界連鎖株安>東証株価が6カ月ぶり1万8000円割れ、一時764円安=円急騰も売り材料に―2週間で3200円の棒下げ

八牧浩行    2015年8月25日(火) 9時50分

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25日、東京株式市場で日経平均株価は続急落、一時前日比764円安の17747円を付けた。取引時間中に1万8000円を下回るのは2月以来半年ぶり。2週間あまりで約3200円もの棒下げ状態に陥った。写真は東京証券取引所。

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2015年8月25日、東京株式市場で日経平均株価は続急落、一時前日比764安の17747円を付けた。取引時間中に1万8000円を下回るのは2月以来半年ぶり。2週間あまりで約3200円もの棒下げ状態に陥った。前日の米欧アジアの株式相場急落を引き継いだもので、世界連鎖株安の流れはさらに拡大している。

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中国の景気減速をきっかけに世界経済の失速懸念が市場を覆い、運用リスクを避ける動きが続いている。外国為替市場で円の対ドル相場が118円台と大幅円高となっていることも、輸出関連株を中心に売り材料となった。多くの内需株も売りに見舞われ、全面安の展開となっている。

トヨタ日産自動車、ソニーなど輸出関連株中心に売りが先行。ファストリテーリング(ユニクロ)をはじめとする流通株も大幅安となっている。(八牧浩行

■筆者プロフィール:八牧浩行

1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務取締役編集局長等を歴任。この間、財界、大蔵省、日銀キャップを務めたほか、欧州、米国、アフリカ、中東、アジア諸国を取材。英国・サッチャー首相、中国・李鵬首相をはじめ多くの首脳と会見。東京都日中友好協会特任顧問。時事総合研究所客員研究員。著・共著に「中国危機ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外国為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。

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