<世界連鎖株安>中国の緊急対策に注目集まる=NY市場でもパニック売り、下げ幅4年半ぶり588ドル―円は急騰、一時116円台付ける

八牧浩行    2015年8月25日(火) 8時19分

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世界の株式市場の連鎖安が加速。24日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅続落、前週末比588ドル(3.6%)安の1万5871ドルと、2014年2月10日以来ほぼ1年半ぶりの安値で終わった。写真はニューヨーク。

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2014年2月25日、世界の株式市場の連鎖安が加速。24日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅続落、前週末比588ドル(3.6%)安の1万5871ドルと、2014年2月10日以来ほぼ1年半ぶりの安値で終わった。1日の下げ幅としては11年8月以来、約4年ぶり。下げ幅は一時1000ドル(7%)を超えた。日中欧市場で急落した流れが米市場に波及。中国経済の減速をきっかけとする世界市場と景気の先行き不安がパニック売りを呼んでいる。

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24日の日経平均株価は前週末比895円(4.6%)安と2年3カ月ぶりの下げ幅となった。上海株も8.5%安と大幅安。欧州市場も軒並み急続落した。原油をはじめとする資源価格も下落している。

一方、ニューヨーク為替市場で円が急騰、一時1ドル=116円台と7カ月ぶりの円高となった。世界的な株式相場の急落を受けて運用リスクを避ける動きが強まり、低金利で安全資産とされる円が買われた。前週末比3円60銭円高・ドル安の1ドル=118円35〜45銭で取引を終了した。円高は日本の輸出企業の採算悪化につながり、日本経済にとってはマイナスに作用する懸念がある。

経済減速を抑制するための緊急対策を検討中とされ、その動向が注目されている。中国当局は3兆ドル(約350兆円)規模の準備資金を保有している。(八牧浩行

■筆者プロフィール:八牧浩行

1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務取締役編集局長等を歴任。この間、財界、大蔵省、日銀キャップを務めたほか、欧州、米国、アフリカ、中東、アジア諸国を取材。英国・サッチャー首相、中国・李鵬首相をはじめ多くの首脳と会見。東京都日中友好協会特任顧問。時事総合研究所客員研究員。著・共著に「中国危機ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外国為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。

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