「日本の『強制労働』認定は明らか」国際社会で批判高まる=韓国ネット「この勝負は明らかに日本の負け」「あとは日本の良心を信じるしかない」

Record China    2015年7月8日(水) 10時52分

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8日、韓国メディアによると、「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録決定後に、日本政府が「強制労働」の事実を否定していることについて、国際社会から批判が相次いでいる。これを受け、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。資料写真。

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2015年7月8日、韓国・世界日報によると、「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録決定後に、日本政府が「強制労働」の事実を否定していることについて、国際社会から批判が相次いでいるという。

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5日、ドイツで開かれたユネスコの世界遺産委員会で、日本の佐藤地ユネスコ大使が「brought against their will and forced to work」と述べたことについて、岸田外相は「『forced to work(働かされた)』の表現は『強制労働』を認めるものではないとした。

これについて、プログローバルのスティーブン・コステロ代表は6日、韓国メディアのインタビューで、「『forced to work』という表現は、明らかに日本の近代産業施設での朝鮮人強制労働の事実を認めたことになる」と述べた。

また、スタンフォード大学アジア太平洋研究センターのデビッド・ストローブ副所長は、「『forced to work』という単語ほど、強制労働の事実を明らかに示した表現はない」と述べ、「韓国側の立場が十分に反映されている」と評価した。

「ネルソン・リポート」発行人のクリス・ネルソン氏は、「安倍首相は河野談話、村山談話を継承すると言いながら、侵略の歴史や慰安婦問題に関する責任を認めない立場を見せている」と批判し、「日本政府が『強制労働』の事実を否定することによって、改善への一歩を踏み出した日韓関係が再び悪化する可能性がある」と指摘した。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「本来は韓国政府がするべきことなのに…」

「日本は本当に図々しく、恥を知らない。そして韓国政府は本当に無能だ」

「結局、負けたのは韓国政府」

「今回の件は、世界が日本の二面性を知るきっかけとなった。なぜ韓国人が日本を信じないのか、世界の人々はよく理解しただろう」

「日本も韓国も『外交戦に負けた』と大騒ぎだね(笑)。日本政府が『forced to work』との表現を入れてくれただけでもありがたい。あとは日本の良心を信じるしかない」

「日本はかわいそうな国。政府が隠そうとするから、国民はいつも真実を知ることができない」

「今回の勝負は明らかに日本の負けだ。『forced to work』と明記したことによって、国際司法裁判所などの国際機関を含め、全世界が『日本が強制労働を認めた』と解釈した」

「『forced to work』を『働かされた』と解釈したとして、じゃあ『against their will』は?(笑)日本はもう諦めて、素直に負けを認めるべき」

「いくら騒いでも、世界遺産に登録された事実は変わらない。韓国政府よりも日本政府の方が能力が高いことは認めよう」

「大事なのは米国専門家の意見ではなく、オバマ大統領の考え」(翻訳・編集/堂本

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