2015年3月24日、韓国・YTNニュースは、日本政府が韓国を含めたアジア諸国の繁栄が日本の援助によるとする、いわゆる日本の「植民地近代化論」に基づいた動画を制作し、CNNを介して世界中に放送していることが確認された、と報じた。

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日本が作成した動画は「日本の支援が、アジア地域への投資を引き出し、安定した成長の原動力になった」と主張している。これは、前近代的なアジア諸国が日本の援助で経済成長と近代化に成功したという、いわゆる「植民地近代化論」とほぼ同じ考えに基づくものだ。

これについて報道は、「時代背景や各国が経済成長のために流した血と汗は無視し、それとなく、アジアの発展がすべて日本の功績であるかのごとく述べている」などと批判している。さらに、「世界的に大きな影響力を持っているニュース専門チャンネルCNNが、このような歴史歪曲広告を世界中に放送していることも深刻な問題だ」とも指摘している。

この報道を受け、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。

「恩着せがましいぞ」

「日本のために、韓国の産業化が50年は遅れた」

「断交するのが一番だ」

「やはり米国も信用できない」

「日本がこのような歴史歪曲を続けていると、最終的には友人がいなくなる。日本が問題を直視して、良心的で賢明に対応するよう望む」

「韓国の指導者の方々は、再び植民地の歴史、戦争の歴史を繰り返さないよう、民族と国家のために献身してください」

「日本経済の発展は、アジアの侵略と朝鮮戦争、米国の援助のおかげだ」

「朝鮮戦争で日本経済は復活した。つまり、朝鮮のおかげで日本は発展したと言える」

「日本のこのような行動にも声を上げることのできない韓国政府は情けない」

「（日本の動画が）事実であるのは確かだ」（翻訳・編集/三田）