ミャンマー北東部で政府軍と武装勢力の衝突激化、対中関係に影―米メディア

Record China    2015年2月20日(金) 22時20分

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19日、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)は「ミャンマー北東部の中国国境付近で政府軍と武装勢力の衝突が激化し、両国間関係に影を落としている」と伝えた。写真は中国・ミャンマー国境付近。

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2015年2月19日、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)は「ミャンマー北東部の中国国境付近で政府軍と武装勢力の衝突が激化し、両国間関係に影を落としている」と伝えた。

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ミャンマー北東部シャン州コーカン地区では現在、政府軍と武装勢力の戦闘が続いている。ミャンマーのテインセイン大統領はこのほど、同地区に軍事行政命令を出した。事実上の戒厳令で、国軍に行政・司法権を委ねる。同地区からは住民5万人以上が脱出。その多くが国境を越えて中国へ入っているという。

中国政府は今週、衝突する両勢力に自制を呼びかけた。中国側に逃れてきたミャンマー人に対しては、脱出を支援する姿勢を示している。一方、地元の軍事専門家は「衝突は両国間関係の火種になる可能性がある。中国に逃れた少数民族コーカン族の人々は自らを漢民族と認識しており、中国の頭痛の種となっている。ミャンマー側は中国が国境を越えて侵入してくるのではないか、と疑っている」と語っている。(翻訳・編集/大宮)

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