<旧正月>多い、年越し祝う爆竹による怪我=眼球摘出の例も―北京市

Record China    2012年1月25日(水) 22時33分

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23日、旧正月を迎えた中国・北京市のある病院では、大晦日の一晩で50人のけが人を受け入れた。昨年より28人少なく、負傷はいずれも爆竹や花火によるものだった。

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2012年1月23日午前8時(現地時間)までに、旧正月を迎えた中国・北京市の北京同仁医院では50人のけが人を受け入れた。前晩は大晦日。年越しを祝う爆竹や花火のため、同医院の患者受け入れ件数は昨年より28件少なかったものの、負傷はいずれも爆竹や花火によるものだった。チャイナフォトプレスが伝えた。

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50人の内、手術を受けた患者は23人で、8件の手術で全身麻酔を行ったという。また、今年は18歳以下の負傷が少なく、患者のうち児童は2人だけで、けがも擦り傷程度の軽傷だった。

同医院で22日に当直を担当した眼外傷担当の主任によると、22日午後6時から午前0時までに15人の患者の治療を行ったが、この件数は例年より大幅に少ないものとなった。外来患者のピークは例年より1時間遅れ、午前0時30分ごろから午前1時30分ごろだったという。また、重傷者の多くは比較的大型の花火による負傷だった。

うち、34歳の男性は花火の衝撃で眼球が割れ、摘出手術を受けた。男性は前年の10月に同院の眼科で治療を受け、視力も1.0に回復していたが、この事故で右目を失った。以前に彼を担当した医師は、「彼に花火をやらないよう伝えておけばよかった。その点、責任を感じる」と悔やんでいた。(翻訳・編集/内山

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