<コラム>韓国と日本は、天と地の関係である

木口 政樹    2018年7月22日(日) 15時10分

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「アーリラン、アーリラン、アーラーリーヨー」という「アリラン」。ご存じの方も多いことだろう。韓国の歌といえば、このアリランということになろう。写真は韓国・ソウル。

このアリランは、世界中で愛されている。ブラスバンドで有名な千葉県の市立柏高校の石田先生は、マッコルリを飲んでいたとき、アリランの曲が流れてきて雷に打たれたようにビビッときて、それ以来このアリランに魅せられ続けている。アリラン変奏曲でブラスバンドの世界大会で優勝したこともあるという。

またアメリカのミシガン州では、教会の賛美歌二二九番としてこのアリランの曲が使われている。1990年「アリラン」は3000曲余りの候補曲を抜いて米国聨合長老教会が発行する賛美歌集に収録された。歌詞はもちろん主を賛美する内容だが、メロディーがアリランなのである。

親密感があって単純で歌いやすいところがうけているようだ。子どももご老人も、教会でアリランを歌っている姿はなんとも不思議なものである。アリランはいまや世界ブランドなのである。残念ながら歌の世界で世界ブランドになっている日本の曲をわたしはまだ知らない。ちなみに、アリランには、ジョンソン・アリラン、ガンウォンド・アリラン、ミリャン・アリラン、ジンド・アリラン、ギョンギ・アリランなどがある。このギョンギ・アリランが本調アリラン=アリランのことでもある。

最後に、本調アリランについでポピュラーと思われる「ウルサン・アリラン(蔚山アリラン)」の歌詞をここに紹介しておこう。

雲霧を胸にいだき 愛を探しつづけるムリョンサン(舞龍山)よ、

山苺、山ぶどう、サルナシの実をつんでくれたその手、

桜桃のようなわたしの唇にその名前を刻んで

夢をもとめて出ていった人よ、

二人で歩いたテファ(太和)の川辺の竹林はそのままだけど

なんでわたしを忘れてしまったの、わたしを忘れてしまったの?

帰ってくるというその約束を信じてる間に、

わたしの青春はもうしぼんでしまったわ

カチ(鳥)が鳴くから、あの人はかえってくるのかしら

あ~~~ウルサンアリラン

■筆者プロフィール:木口政樹

イザベラ・バードが理想郷と呼んだ山形県米沢市出身。1988年渡韓し慶州の女性と結婚。三星(サムスン)人力開発院日本語科教授を経て白石大学校教授(2002年~現在)。趣味はサッカーボールのリフティング、クラシックギター、山歩きなど。

■筆者プロフィール:木口 政樹

イザベラ・バードが理想郷と呼んだ山形県・米沢市出身。1988年渡韓し慶州の女性と結婚。元三星(サムスン)人力開発院日本語科教授、元白石大学校教授。趣味はサッカーボールのリフティング、クラシックギター、山歩きなど。著書に『おしょうしな韓国』、『アンニョンお隣さん』など。まぐまぐ大賞2016でコラム部門4位に選ばれた。

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